Exception Diary

_ このエントリは…

tDiary Image Galleryのサポートを行うために用意しました。ご質問、ご意見、バグ報告、パッチなどなど、こちらにツッコミを遠慮なくどうぞ。また、今までに多かったQ&Aを以下にまとめておきます。

_ Q.キャッシュ・ファイルを消したら、image-gallery.rbが立ち上がらなくなりましたが？

A.キャッシュ・ファイルは"[tDiaryのcache path]/gallery/image-gallery.dat" に作られます。キャッシュ・ファイルを再作成する目的でimage-gallery.datを削除する場合には、ディレクトリ/gallery ごと消してください。image-gallery.datがない状態でディレクトリ/galleryが残っていると、上記のような現象になります。

_ Q.SlideShowモードでSmoothGalleryのサイズを変えたいんだけど…？

A."SmoothGallery/css/jd.gallery.css"にサイズの定義がありますのでこちらを編集します。先頭行から以下の記述がありますのでお好みのサイズに変えて下さい。標準では、720×720ピクセルになっています。

#myGallery, #myGallerySet, #flickrGallery
{
    width: 720px;
    height: 720px;

_ Q.tDiary 2.2.x から 3.0.x にしたら文字化けするようになりました。

A.tDiary 2.3.1 以降では、使用する文字コードがUTF-8に変わったため、1.0.9aまでのImage Galleryでは文字化けが発生します。Image Gallery バージョン 2.0.0 以降では、tDiary 3.0.x に合わせて文字コードをUTF-8 にしていますので、こちらをご使用ください。

Image Galley バージョン 2.0.0 からはキャッシュ・ファイルの名前が変わりました（"image-gallery.dat"→"image-gallery2.dat"）。このため、アップデート直後に日記を表示させるさい、recent_image.rb がキャッシュ・ファイルを新たに生成しにゆくため、表示まで時間がかかります。

_ Q.Viewerモードで画像のEXIFデータを表示したいのに、レンタルサーバでシェルが使えないため exifparser を RubyGems からインストールできません

A.github にある exifparser のサイトから、ソースコードのzipアーカイブファイルがダウンロードできるようになっています。→https://github.com/kp1/exifparser/archive/master.zip

これを解凍し、exifparser-master/lib 以下にあるすべてのファイル(exifparser.rb とディレクトリ exifparser) をまるごと image-gallery.rb があるディレクトリにアップロードしてください。あとは、tdiary.conf に以下の行を追加してください。

@options['image-gallery.show_exif'] = true

これで、Viewerモード表示時に画像のEXIFデータが表示されるようになります。

_ Q.Listモードで、長いタイトルの画像があるとその列だけ幅が広がるのを何とかしてください!

A.スタイルシートに表の幅一列の長さを指定すれば、幅が広がることはなくなります。例えば、横３列の表示であれば、以下の例のようにします。一列を表全体の33%に指定にすることで、各列の幅を必ず均等にする訳です。

table.imagelist td {
    width: 33%;
}

この場合、長いタイトルはこの列幅の中に折り返されて表示されるようになります。

スタイルシートに設定を追加するには、使用しているテーマの.cssファイルを編集するか、append-css.rbを使用して追記します。テーマを変えても設定を変えずに済むため、後者がお勧めです。

_ Q.携帯の内蔵カメラで撮った画像だと、ViewerモードでEXIFデータが表示されないことがあるんですが…？

A.Viewerモードでは、exifparserがデータの解析に失敗してエラーを出した場合には何も表示しないようにしています。docomoのF905iなど、一部の携帯では、exifparserが解析できないEXIFデータをjpeg画像に埋め込んでしまうケースがあるようです。このような画像だと、ViewerモードでEXIFが表示されません。

解析できないEXIFデータを読み飛ばし、なるべく解析を続けるよう exifparser を改造したものがこちらにあります。exifparser/scan.rb をリンク先のものに入れ替えて試してみてください。(注：tdiary-contrib の /lib/exifparser はこちらの改造がすでに入っています。）