Exception Diary
2008.04.11 [Fri]
_ 今頃マトリックス
仕事で VMware を使っている。最近、映画の「マトリックス」三部作をDVDで改めて見たのだが、VMware みたいな仮想マシンの上で動いているOSとかドライバって、マトリックスにつながれた人間みたいだよな〜と思ったりする。ディスプレイとかキーボードとかHDDとかのハードウェアを、自分では直接動かしているつもりなんだけど、ハードウェアへのI/Oはぜんぶ仮想マシンにトラップされちゃう。それで、実際にハードウェアを動かすのは本当は仮想マシンなのに、そこから渡されたデータを、あたかも自分が動かした結果であるように思ってる。
それじゃ、マトリックスの救世主であるネオのようなドライバってどんななんだろう。まず、自分が仮想マシンの上で動いてるってことを知ることができるんだろうな。それで、仮想マシンの上で動いてるって分かったら、ホストOSの脆弱性を衝くとかしてrootをのっとって、ハードウェアを直接コントロールするようにする、と。メモリも仮想マシンから割り当てられたサイズを超えて使いまくり。で、このドライバを使ったアプリケーションソフトは、他のやつと違ってあたかも弾丸をかわせるかのごとく速く動けると…。
さぁ仕事仕事。