Exception Diary
2008.04.19 [Sat]
_ お散歩カメラ 〜単焦点レンズ〜
今日も近所を散歩がてら撮影。レンズは Ai AF Nikkor 50mm F1.8D 。実売で20,000円を切る、純正品でも最も安価なクラスの単焦点レンズだが、ズームレンズとは一味違ったシャープな画像が得られるのでとても気に入っている。単焦点のレンズは、シグマの30mm F1.4 DC HSMも持っているのだが、気楽に持ち出すにはちょっと重いような気がして、最近はほとんど50mmの方を付けっぱなしだ。D50に付けたときの、コンパクトで何ともかわいらしい感じがいいんだよな〜と一人でカメラを眺めて悦に入っている。アホである。
Nikonの最近のD40,D60といったデジタル一眼のエントリ機では、サイズを小さくするためかボディ側のAF(オートフォーカス)モーターが省略されている。このため、AFモーターを持たないこのレンズでは、AFを使うことができない(マニュアルフォーカスでは撮影できる)という制限がある。なのだが、Nikonの単焦点レンズのラインナップはフィルム時代からのものがほとんどで、AF-S(モーター内蔵)タイプのものがまったくない。エントリ機で無条件で使える純正品の単焦点レンズがないという状態なのだ。
それで、常々思うのだが、Nikonのエントリ機でデジタル一眼を始めた人が、この制限があるために単焦点レンズを使わなくなってしまうようなことがあるなら、これってすご〜くもったいない。一眼レフの面白さは、やっぱりレンズの違いで映りが大きく変わるところなのだし、単焦点レンズという選択肢がないのでは、やっぱり魅力半減だよな〜と思う。単焦点レンズのよさについてはこの記事が詳しいので、興味がある方はご覧になって頂きたい。
という訳で、NikonさんにはAF-S(モーター内蔵)タイプの単焦点レンズのラインナップをぜひとも充実させてもらいたい。ちなみに、最近やっと一つ出た AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED みたいに高いやつだと手がでませんのでひとつよろしくということで。