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Exception Diary


2009.09.06 [Sun]

_ 神田・ニコライ堂にて

神田に行く用事があったので、ニコライ堂に行ってみた。ニコライ堂は明治時代(1891年)に建造された正教会の教会である。正教会は、ギリシャ正教、ロシア正教など、それぞれの国毎に組織化された名前で呼ばれ、日本では「日本ハリストス正教会」というのが正式名称とのこと。ローマ・カトリックやプロテスタントとは異なり、いわゆる「東方教会」の流れを汲む宗派である。高校の歴史で「東西教会の分裂」とか習ったなぁ(遠い目)、などと思いつつシャッターを切る。


ドームと鐘楼

NIKON D90, 18mm, F11, 1/500sec., ISO200, +0.0EV (Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED)

ドームと鐘楼。日本正教会の創設者である聖ニコライがロシア人であったため、概観はどことなくロシア風である。



窓に映る鐘楼

NIKON D90, 42mm, F7.1, 1/200sec., ISO200, +0.0EV (Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED)

窓に映る鐘楼。ハイビスカスがアクセント。敷地内には、神学校などの付帯施設が並ぶ。



聖堂の入口

NIKON D90, 18mm, F13, 1/640sec., ISO200, +0.0EV (Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED)

聖堂の入口。ロシア風だと感じるのは、いわゆるビザンティン建築様式であるためのようだ。そーいえばこれも歴史の授業で習ったような気がする。



磔刑

NIKON D90, 80mm, F5.3, 1/30sec., ISO200, -0.7EV (Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED)

十字架上のキリストの聖像。信心を表す蝋燭が絶えず灯されている。正教会では「イエス・キリスト」ではなく、ギリシア語読みで「イイスス・ハリストス」と呼ぶようだ。足元の髑髏は人類の原罪を象徴しているのだろうか。



青い扉

NIKON D90, 70mm, F5.3, 1/60sec., ISO400, -0.3EV (Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED)

青い扉。何度も塗り直されている模様。深い青は好きな色だ。



太初に言有り

NIKON D90, 62mm, F11, 1/2000sec., ISO200, -2.0EV (Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED)

門のハリストス(キリスト)の絵。手にしているのは「ヨハネによる福音書」の冒頭部。私は「創めに言葉ありき…」という訳で聞いていた。こちらは、より古い訳なのだろう。



十字架

NIKON D90, 105mm, F8.0, 1/1000sec., ISO200, -0.7EV (Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED)

ドーム屋上の十字架。メンテナンスをしやすくするためか、梯子がかけられている。こんなところにも敬虔な信仰心を感じる。

Tags: PHOTO life D90
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